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夢を追い求める女性ライダー、黒木伴井さんの挑戦!🚀 ボンネビル・スピードウィーク2025へ

Bike Life

50歳を超えて世界最速に挑む黒木伴井(くろき ともえ)さんにお会いしました!
先日の東京モーターサイクルショーでは、スフィアライトやレディスサポートスクエアのブースでPR活動をされていたので、ご存じの方もいるかもしれません。

今年8月、黒木さんは「世界最速のスーパーカブ」として歴史に名を刻むべく、ボンネビル・スピードウィークに挑戦します🏍✨驚くべきことに、レース経験はなく、バイクの免許を取ったのは49歳! きっかけは「被る宝石」と称されるおしゃれヘルメット「Ruby」に出会ったことでした。本職はフラワーアーティスト🌸もうこの段階でギャップ萌え💕

愛車はYAMAHA SR。昨年はアメリカの大自然をモトクロッサーで走る夢を叶え、その際に訪れたボンネビルで年配の女性ライダーが挑戦する姿に感動。「私も走ってみたい!」と決意されたそうです。憧れとワクワク、ウキウキがなせる行動パワーです💪

この挑戦は、ただ速さを追い求めるだけではありません。女性でも世界最速を狙えるという可能性を示すと同時に、日本の技術力を証明し、未来へと繋げるための大きな挑戦なんです❣️

ボンネビル・スピードウィークとは?

アメリカ・ユタ州の塩の大地で開催される伝説のスピードイベント。世界中のライダーやエンジニアが「最速」を競い合います。しかし、真夏のボンネビルの環境は過酷!

  • 滑りやすい塩の路面には特殊なセッティングが必要
  • 標高1,300mで酸素が薄く、エンジンパワーが低下
  • 気温40℃超えの過酷な暑さ

そんな厳しい環境だからこそ、多くの挑戦者の情熱が燃え上がるのです🔥

ボンネビル・スピードウィークの挑戦者たち

ボンネビルには、様々な背景を持つ挑戦者が集います。

🏁 主な参加者カテゴリー

  • プロレーサー:映画『世界最速のインディアン』のモデル、バート・マンローのような伝説的ライダー
  • メーカー・エンジニア:ホンダやトライアンフなど、大手メーカーの技術チーム
  • ガレージビルダー:自作マシンで記録を狙う熱血エンスージアスト
  • クラシックバイク愛好家:ヴィンテージバイクで挑戦するライダー
  • EV・未来技術チーム:電動バイクや次世代技術の挑戦者たち
  • アマチュアレーサー:ガレージで改造を重ねるスピード愛好家

さらにバイクは排気量、フレーム、エンジンの種類などで分類されます。 ボンネビルの魅力は「誰でも挑戦できること」 です! 市販バイクから電動車、フルカウルの流線型マシンまで、多種多様な車両が世界最速を目指して集まります。あなたが乗っているバイクも、ひょっとしたら参加可能かもしれません?😆🔥

黒木さんの挑戦マシン・スーパーカブC100

黒木さんが挑戦するのは、1963年式ホンダ・スーパーカブC100。

スーパーチャージャーを搭載し、1960年代前半のカブに採用されていたシンプルな「OHV(オーバーヘッドバルブ)」形式(OHVは一般的にはレースやスポーツ動向には向かないと言われています)も特徴的。あえて1960年代のマシンで記録を塗り変えることに挑むという前代未聞のチャレンジ。一方で国産の古いバイクの持つポテンシャルを証明するものになるかもしれません!これは現代のエンジニアと当時の技術力の融合であり、お話しを聞いているだけでもゾワゾワするくらい熱い想いが伝わってきます!

過酷な環境と極限のスピードに耐えうる仕様へと、マシンのセッティングを監修するのは東京・大田区のバイクショップ『ANIMAL BOAT』の武笠大輔さんと渡辺友香さん。ヴィンテージバイクのカスタムやレストアを手掛ける技術を発揮し、最高のコンディションを作り上げます。

この挑戦はLSAプロジェクトのひとつです。是非こちらもチェックしてみて🏍✨

『ANIMAL BOAT』の手掛けたレーシングカブ

ちなみに50ccクラスで最速記録を持つのは Buddfab Streamliner(233.3km/h)だそうで👀❗️
黒木さんが挑戦するカテゴリーとは異なりますが、50ccバイクが塩湖を疾走する姿を想像するとワクワクしますね!

クラウドファンディングで応援しよう!

挑戦には渡航費やマシン改造費が必要。現在、クラウドファンディングを実施中!支援者にはTシャツやステッカーなどのリターンも✨さらに「お気に入り登録」と「応援メッセージ」でサポートできます✨(どちらも無料!)※CAMPFIREの登録手続きは必要です。
この数が増えると注目度UP!特に「女性が女性を応援している」ことが伝わるとさらに話題に🔥

ぜひ、あなたの応援を届けてください💖

👉 支援はこちら

黒木さんに会える!イベント情報

「ルート66」100周年記念 日本人アーティストによるアートツアー

📅 4月4日(金)~6日(日)
📍 千葉県長生郡白子町・ポップ・ファイヤー・タウン

黒木さんのチャレンジマシン HONDAスーパーカブC100の展示や、直接応援できる機会なので、ぜひツーリングも兼ねて行ってみてはいかがでしょうか✨

👉 詳細はこちら


黒木さんとお話ししていると、年齢を重ねることが素敵だなぁと感じます。この挑戦に多くのプロフェッショナルな方々の心強いサポートがあるのも、黒木さんの人生を楽しむキラキラしているお人柄が惹きつけるのだと思います。「小さいバイク」「女性」「初挑戦」…不安要素があっても、それを超えようと挑む姿勢が多くの人を魅了しています。そのことが私たちに教えてくれるのは「夢に向かって全力する大切さ」

少なからず、私たちバイク女子部メンバーのみなさまも「風を切って走りたい、ライダーになりたい」と夢見た日から、いろんな挑戦、苦労、努力があって今ここに集っています。もちろんひとりで頑張ってきたところもあるだろうし、周りの人たちにサポートいただいた部分も多くあると思います。

黒木さんとお会いする機会を得て、私自身がこれまで周りに助けていただいてきた恩返しのバトンを繋ぐ側になる時なのだと感じました。これを読んで、黒木さんのようにチャレンジしてみたい!と思った方、すごいね憧れちゃう!と思った方、今後の動向にも注目して是非一緒に応援しませんか💪💪💪


今日の迷言:この指とまれ!で夢はスピードアップして現実に。これほんまやわぁ✨

Tomie Miyazaki

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商業施設や百貨店の広告媒体を手掛けるデザイン事務所のグラフィックデザイナーを経て バイクパーツ関係の総合商社・メーカーで商品開発、マーケティング、クリエイテ...

プロフィール

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