【バイク女子部メンバーと行く熊本ツーリング/前編】レンタルバイク「HondaGO」なら2泊3日で楽しめる

Bike Life

熊本県阿蘇はライダー憧れの地。行ったことのある人はもちろん、バイク雑誌やウェブで阿蘇の景色を見て、いつかは行ってみたいと思っている人も多いはず。

私もそのひとりで、20年ほど前、横須賀からフェリーで九州に向かい、大分・由布院を経由して、阿蘇に行ったことある。まだスマホなんて便利なものはなく、地図を片手に走るのだけど、目的地に設定していた大観峰までなかなかたどり着かない。それほど阿蘇はダイナミックな景色と気持ちの良いワイディングが続く場所で、ライダーの聖地と言われるのも分かる気がした。

多くのライダーが憧れる熊本県阿蘇。見晴らしのいいワインディングが続く阿蘇周辺はいつまででも走っていたくなる。

そんな若かりし頃の九州ツーリングから20数年。また阿蘇を走れる機会がやってきた。しかも今回はひとりじゃない。バイク女子部の仲間と一緒。

本田技研工業 熊本製作所(以下、熊本製作所)のツーリング同好会である「TRACK2(トラックツー)」の主要メンバーからバイク女子部運営スタッフの林香織さん(以下、香織さん)のところに「私たちが毎年開催しているツーリングにもっと女性にも参加して欲しいので、一緒に走りませんか?」とSNS経由で連絡が入った。どうやらその方は、昨年、バイク女子部メンバーで行った四国関西ツーリングのYouTube動画を観てくれていて、それで連絡をくれたのだ。

それに対して私たちの返答はもちろん「行きます!」

東京に住む私たちにとって、九州ツーリングは時間も費用も掛かるため実現させるにはちょっとハードルが高い。でもせっかくのお誘い。今回は飛行機で熊本空港まで行き、バイクは現地でレンタルという金曜午後から日曜までの2泊3日というプラン。これなら時間と体力をかなり節約できる。

ここで、今回の熊本ツーリングについて紹介すると、熊本にはホンダの二輪車を製造する熊本製作所があり、そのレクリエーション団体に所属する二輪普及同好会が「TRACK2(Touring・Rider・Active・Creative・Kind・Kumamotoの頭文字で作った造語)」。この同好会では20〜30名ほどのメンバーが年3回、80〜150名ほどのツーリングを主催し、ツーリング情報なども発信している。

さらに今回は、熊本製作所の所内外のイベント活性化活動を推進する二輪P.P文化醸成委員会も合同となり、“バイクを楽しみ、仲間を増やすことで、より製品への想いを深め、ユーザーの気持ちを理解しよう”というツーリングを計画。そのためこのツーリングは基本的には熊本製作所の社員やその家族を対象にしたものと言う。

もちろんそこには女性ライダーも参加するそうだけど、もっと多くの女性に気軽に参加して欲しいとのことで私たちバイク女子部にお声が掛かったのである。

バイク女子部のFacebookで熊本ツーリングの参加者を募った

であれば、より多くの女性を……と、バイク女子部のFacebookで熊本ツーリングに参加できるライダーを募集。福岡から2名、関西から2名、そして東京からは香織さんと私マツザキの計6名のバイク女子部メンバーが参加することになった。ルートについては男性チームとは別に短めのレディースコースが設定され、ゆっくりランチやお茶を楽しめるツーリングプランが用意された。

ホンダ二輪の聖地、熊本製作所に行く!

3月19日(金)、東京組である私たちが熊本空港に到着すると、「バイク女子部御一行様」と書かれたパネルを持って熊本製作所の嶋田稔喜さんと大阪から参加のバイク女子部運営スタッフの宮崎富恵さん(以下、とみちゃん)が待っていた。これまで嶋田さんとはメールのやり取りはしていたけれど、実際に会うのはこの日が初めて。温かいお出迎えにほっこり感動の私たち。

熊本製作所の嶋田さんが熊本空港までお出迎えに。こんなパネルまで作っていただき感謝です!

一旦、ホテルにチェックインした後は、これからの3日間、私たちの相棒となるバイクを借りに行く。ホテル近くの「ホンダドリーム東熊本」に行き、香織さんはCB650R、とみちゃんはスーパーカブ110(天気の子バージョン)、私がレブル1100を借りた。

ホンダドリーム東熊本にて。まだ雨は降ってない!このあと、ウォームアップランに出発。
広い店内にはニューモデルがたくさん
アパレルや用品も揃っています
自前で持ってきたスマホ取り付け用ホルダーを装着するとみちゃん。これがあれば走行動画も撮れちゃいます

今回私たちが利用したのはホンダのレンタルバイク「HondaGo」。事前にウェブサイトから手続きを済ませていたので、現地では確認の署名をする程度。コロナ禍にあってはこういったシンプルに手早く進められる手続きがありがたい。

事前にウェブサイトから申し込み完了。表示も分かりやすい。今回私が借りたレブル1100(DCT)はこの日のために急ぎ準備いただいたそう。ありがとうございます!

本番のツーリングは翌日。この日はウォームアップランということで、まずはホンダ二輪の生誕地、熊本製作所へ。ホンダドリームのみなさんに見送られながらスタート。

ホンダ乗りにとっては聖地!熊本製作所の入り口。現在、コロナの影響で工場見学は行ってないそうだけど、再開されたらぜひ見てみたい

ちなみにホンダは国内に7つの工場を有しているが、二輪車を作っているのはゆいいつ熊本製作所のみ。毎年10月には“お帰りなさい”の意味も込めて「ホンダ モーターサイクルホームカミング」というイベントが開催され、多くのバイク乗りが訪れているのだとか。

昨年はコロナの影響で実施されなかったけれど、今年は開催予定で進めているとのこと。工場の生産ライン見学をはじめ、希少なホンダ二輪のデモ走行、試乗会、トークショーなどが開催される。もちろんホンダ以外のバイクで来場してもいいそうなので、バイク好きとしてはいつか行ってみたいイベントのひとつになった。

製作所周辺はちょうど桜が満開で、そこをバイクで気持ち良く走れるのはこの時期ならではの特典。その後は阿蘇のミルクロード方面へ。かぶと岩展望台のパーキングまで来たところで雨雲が近づいてきたのと、日も落ちてきたのでホテルに戻ることに。

早朝には雲海が見れることもあるという、かぶと岩展望台駐車場。

だけど、そんなウォームアップランの最中にもツーリング企画者の一人でもある嶋田さんのところにはひっきりなしに電話が掛かってくる。翌日の天気予報は午前中くもり、昼過ぎから雨予報。雨であればイベントは中止になる。果たしてどうなるのか?

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photo_TRACK2、バイク女子部

Yuko Matsuzaki

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「バイク女子部 通信」編集長、Facebook「バイク女子部」管理人。バイク雑誌「MOTO NAVI」や自動車雑誌「NAVI CARS」の編集部に約12年在...

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