とっても軽くてぴょんぴょん跳ねる!トライアルバイクにチャレンジ!
よく聞くけど、トライアル競技とはいったいどんなもの?
みなさん、トライアル競技をご存じですか?きっと聞いたことはあるはず。私も聞いたことはあるけれど、トライアル競技とはいったいどんなものか知らなかったので、今回実際に乗ってチャレンジしてきました。
「どんな競技なのか」「どんなバイクを使うのか」「どんなふうに学べるのか」をレポートします。
<トライアル競技について>
トライアルとは高低差や傾斜が複雑に設定されたコースを、いかにオートバイに乗ったままで走り抜けることができるかを競うオートバイ競技。足をついたら減点の減点式の競技で、足をつかないように身体のバランスを取り、セクションを走り切ります。
SNSで見た全日本トライアル選手権のダイジェスト動画が凄かった!大きな石でもトップ選手たちは難なく乗り越えていきます。足なんかつきません。ぜひご覧ください。
<トライアル車両について>
トライアルのバイクは、こんな車両です。オートバイの基本構造だけを残す形に簡略化・軽量化されたオートバイ。シートすら重いのでついていないのです。そぎ落とした造形美と軽さは魅力的。
<装備について>
トライアルはオフロードで行われる競技ですが、ライダーの装備は大きく異なるそう。ヘルメットはいわゆるジェット型ヘルメット。これは、トライアルはモトクロスやエンデューロに比べて絶対的な「競技速度域が低い」のと、広い視界を確保したほうが競技面でも安全面でも有利なためです。
動きやすさを重視し、プロテクターはライダーの動きを妨げない小型のものをジャージの下から肘や膝に装備する程度。→初心者は、きちんとプロテクターをつけよう!
ブーツは、見た目こそモトクロス用やエンデューロ用に似ていますが、山道を歩くことが多い関係上、プロテクション効果よりも歩きやすさを重視した柔軟性の高いものになっています。
この日がトライアル初体験の私は、オフロードウェアにオフロードヘルメット。ブーツはツーリングブーツで良いということで、タクティクスブーツという「サバゲ―」に使うブーツを購入して履いてみました。
今回はそれでばっちりでした!
やってみたいけど、チャンスがない!
=OragaValley TRIALS(埼玉県飯能市)の本多さんレッスンなら大丈夫!
トライアルをやってみたいけど、チャンスがないという方が多いと思います。私も3つの課題があり、今まで躊躇していました。
①トライアル車を持っていない。
②難しい技術がいるに違いない。
③骨とか折ってしまうのでは??
・トライアル車を持っていない➡OragaValley TRIALS(埼玉県飯能市)にはトライアル車のレンタルが揃っています。
・難しい技術がいるに違いない。➡みんな教わってすぐ、スタンディングスティル(両足をステップに乗せたまま車体をキープ)できるようになりました。
きちんと学べば必ず習得できます。
・骨とか折ってしまうのでは?➡そんなに急に絶壁を登れとか岩を越えろというレッスンではありませんでした!(笑)それぞれに合った内容で、無理なくトライアルに触れていきます。ご安心ください。
いよいよレッスンの様子をご紹介
先生は超ベテランの先生です。
【本多元治さん】トライアル国際A級チャンピオン。現在はスクール開催やデモなど普及活動に取り組む一方でレース活動も継続。2019年は全日本国際A級で2勝を挙げる。
●本多元治 Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002048639963
【山口辰也さん】全日本ロードレース選手権シリーズで活躍中のロードレーサー。自身のロードレースの知識を安全にサーキット走行や街乗りで活かせるよう、ライディングレッスンをブログやYoutubeで展開中。
山口辰也さん Facebook https://www.facebook.com/tatsuya.yamaguchi.967
二輪の異なるジャンルで活躍するライダーのお二人の出会いは、とある雑誌のバトル企画。ロードをトライアル選手が走ったり、トライアルにロード選手がチャレンジしたり、そんな企画の中で出会ったそうです。
山口さんは、その後本多先生の指導でトライアルを普段のトレーニングに取り入れ、タイムをぐんと上げたという経験から、「トライアル」→「ロード」に活かせるフィルターの役目を、私たち生徒に教えてくれました。確かにトライアルには「安全な走行技術」はもちろん、その技術を生かせば転倒のないスピードライディングにもつながっていく内容だと思いました。
まずは「スタンディングスティル!」
まずはトライアルの基本。スタンディングスティルです。両足をステップにのせキープです。
続いて「ゆっくりゆっくりリアタイヤを意識して走る。」
先生のあとについて、リアタイヤ、フロントタイヤへの荷重を意識しながらゆっくり走ります。ゆっくりゆっくりバイクを扱うデリケートな動きがとっても練習になります。
繰り返し何度もレッスン。身体に叩き込みます。
お昼休憩をはさみ午後「お山を少々体験」
こうやってみんなでお山を走りました。
軽い軽いトライアルバイクはとっても楽しかったです。
帰り道は驚くほどクラッチがスムーズにつなげて、ライディングがとても上手になった気分です。
トライアル、トライしてみよう!
このOragaValley TRIALSは埼玉県飯能にできた新しいコースです。まだオープンしたばかりでこれから予約フォームなども整備されてくるそうです。
本多先生のプライベートスクールは常に受付しており、予約制で始まっています。詳しくは先生までお問合せください。
本多元治Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002048639963
開催場所:OragaValley TRIALS
https://www.facebook.com/OragaValle
山口辰也先生のミニバイクを使ったロードレッスンもオススメです。
https://www.facebook.com/tatsuya.yamaguchi.967
それでは、これからも安全にバイクライフをこれからも楽しみましょうね♪♪