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【身長150cm未満のバイクライフ】セパハンからバーハンドルに変えたらロングツーリングも快適に!

Bike Life

皆さん、こんにちは。
北海道のYoshikoです。

本州は桜が咲いたりと日に日に春が近づいてますね。
羨ましいぃ〜〜〜。

ところで、私は今まで2台のスーパースポーツバイクを乗り継いできました。
身長が150cm足らずで、教習所でもとにかく足つきが悪かったのですが、どうしてもスーパースポーツに乗りたくて、1台目はホンダの RVF400、2台目はスズキ GSXR600を所有しています。


足つきはもちろん片足のつま先しか届かない訳ですが、なるべくオリジナルの車体で乗りたかったので、ローダウンはせずに、あんこ抜きとサスペンションやダンパーの調整を行い、跨った時に車体がグッと下がるようにして、なんとか頑張ってました。

厚底ブーツはバックステップのチェンジペダルと相性が悪く、チェンジしづらいので普通のレーシングタイプのブーツを使用してました。

しかしキャンプツーリングで片道400km以上走ってると、前傾姿勢がだんだんとキツくなり、疲労で立ちゴケする事もしばしば。悩んだ挙句、去年のシーズン始めにローダウンキットを購入。2cmローダウンしました。すると足つきは相変わらず片足ですが、つま先立ちだったのが指の付け根までしっかりつくようになり、それだけでもかなり安心感を得られました。

50代半ば、前傾姿勢がキツく腰が……

でも広大な北海道のロングツーリング。足つきは快適になったものの、前傾姿勢での長距離運転は歳と共にキツくなっていく一方。なんせ50代半ばともなると、気合だけではどうにもならない事もあるんですねぇ。そんな訳で、ポジションも快適さを優先する事にしました。

こんな手間をかけずに新しいツアラーのバイクを購入すれば、と言う意見もありましたが今のバイクを手放したくなかったので、このような改造をするに至りました。作業は相方が頑張ってくれて、私は補助的な事しかしてませんが(笑)。

ではここからは、写真と共に簡単な改造の説明をしてみたいと思います。

写真はトップブリッジとなる部品です。メーカーはABMと言うドイツのメーカーで、GSXR600専用の部品です。この他にも色々と細かい部品がセットになっていましたが、写真を撮ってなかったです。

メカニック的な説明は省いて、簡単に説明をしていきます。
最初にセパハンが付いてるトップブッリジを外しますが、その前にブレーキレバーやらグリップ周りの部品を取り外す作業があったりします。ブレーキオイルも抜いてあります。

トップブリッジ、ブレーキレバー、クラッチレバーなどが外れた状態です。
見てるだけの私は、こんな状態からちゃんとなるのだろうかとやや不安を感じてました。

バイクの種類、年式に合った専用のキットなので新しいトップブリッジを
簡単にはめ込む事ができます。しかしこの時点でなんやかんやで1時間ほど経過。

ハンドルを仮付けして、何度も跨ってハンドルの角度を調整しました。これがまた時間がかかる作業でした。

ハンドルの角度が決まれば後は細かい部品を取り付けていくだけ。。。なのですがワイヤー類も長さが変わるので、新しい物に取り替えたり、小さなネジを落として探し回ったり、予想外のハプニングで2時間経過。

ぱっと見は完成の様に見えますが、ここからまだまだ作業が続きます。

ハンドルブレースの取り付け。これはオフロードバイクではよく見る部品ですね。簡単に説明すると「ブレースがあることにより、ハンドルの剛性が上がりハンドリングにダイレクト感が増します」とあります。オンロードバイクでしたら必ずなければいけない訳ではなく、これは好みで付けてみました。

写真での説明はここまでですが、この後もカウルの角度を変えたり、ブレーキのエア抜きとか、シフトレバー、ブレーキレバーの角度調整やらで、結局夜9時から始まった作業は深夜12時を過ぎました。

出来上がった私のバーハンと相方のセパハンを比べる為に写真をアップします。車種は同じです。

セパハンとバーハンとの高さの違いを表現してみましたが、ご理解いただけますでしょうか???これだけ上半身が起き上がったので、腰は楽です。

かなり出来損ないな絵ですが、乗車姿勢を比較する写真が見つからなかったので、絵にしてみました。


短い説明になりますが、今回はメカ的な事よりも、身長が低い人やスーパースポーツに乗っていて、乗車姿勢がキツくなってきたというお悩みがある方に見ていただくのが目的です。バイクに乗りたいけど、しんどいなぁと思ってる方がいらっしゃいましたら、是非参考にしてみて下さい。

バーハンにした感想は、とにかく楽で信号などで止まる時もフラフラしなくなりました。まさに教習所で乗っていたCB750と同じ様な安定感があります。そう、安定感が増したと言うのが一番の違いで、安定感は安心感にも繋がると言う事です。

何度も立ちゴケも経験しましたが、バーハンにした事で長距離(片道400km以上のキャンツーなど)の疲労感も半減、変な緊張感も軽減、立ちゴケで骨折した苦い思い出からの恐怖感も癒されました。

メリットはあっても今のところデメリットは感じません。ただ、バーハンキットのお値段がまぁまぁします。でもそれ以上の喜びや楽しさを得られるのではないでしょうか。

今回の作業について、我が家では専用の工具を購入して、カスタムに慣れた相方と共に自己責任の元で行いましたが、ハンドルはバイクの要でもありますので、カスタムに慣れてない方は安全確保のためにも信頼できるバイク屋さんにお願いすることをお勧めします。


参考までに私が購入したABMのバーハンキットを取り扱ってる輸入代理店のHPをリンクしておきます。このページでは各メーカーのバーハンキットの紹介と、実際に取り付けたユーザーの方々の感想や写真がアップしてあります。詳しく知りたい方は是非、リンクを開いて見てくださいね。

ABMジャパン 車種別ページ
ABMジャパン ユーザーレポート

Yoshiko

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北海道は札幌の少し西にあるニセコで、夏は農作業やゴルフ場の芝刈り、冬はスキーインストラクターをしながら、休日には相方と共に日帰りツーリング、キャンプツーリン...

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