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舞台差し入れに郵便屋さんカブクッキーを作ってみました

Bike Life

だいぶんこの生活に慣れたとはいえ、コロナ前のように手放しでじゃんじゃんお出かけしたり、SNSにアップするのはなんとなく気を使ってしまう日々。

20代でバイクに乗り始めた時は、世の中にこんな楽しみがあったのか!と少しでも乗らないとバイクロスになり、台風が来て乗れない時は恨めしく思うくらい年間360日くらいは乗り倒していましたが、さすがに今は毎日乗らなくても安定した精神状態になってきました(笑)でも昔から変わらないのは日々、常に頭のどこかにバイクがあるということです。バイクに乗る楽しみはもちろん、バイク乗る時に使えそうなアイテム探し(バイク専用品でないことが多い)、バイクの素敵さを広げるヒント探し、バイクに乗らない人に威圧感を与えない振る舞いとは?を無意識に考えるくらいライフワークになっています。

楽しい発想・おもしろいアイデアって、日常のちょっとした物事や変化に気づくココロの感度を上げることで湧いてきます。自分には無理やなーなんて諦めずに、とりあえず出来ることからやっていくことで磨かれていくものだと思っています。


ちょっと思い出話。

今年に入ってから大学のクラスメイトだった友人と卒業以来ぶりに、バイク繋がりのタレント・女優さんを介してSNS上で再会。大学3回生くらいのときから自分のやりたいことは何なのか悩んでいた彼女は中退するか、どうするか結構深刻な状態でしたが、周りの先生方の後押しもあり、なんとか辞めることなく無事に私たちは卒業しました。
その後直接会う機会はなく、彼女はどこかの大衆演劇の劇団で活動しているらしい、アクロバティックな曲芸でテレビに出たらしい、と人から聞いたり。元々、真っ直ぐで努力家なのは知ってはいたけれど、新しい自分の模索、さまざまな自分の表現のありかたを追求し続ける姿に刺激を受けました。


最小公倍数は「郵便屋さんのカブ」

それから15年以上経って、ひさびさにSNSで繋がった彼女は今は女優となり、劇団テンアンツの舞台公演【コオロギからの手紙】で大阪に来るということで観に行かねばと。どうやら舞台の内容が、昭和中期の神戸で文字を書けないヤクザが優しい教師に出会ったことから識字を学び、書いた手紙が届く(詳しくはまだ観てないのでわからない)というストーリー。何か差し入れを用意しようと思った時に、市販のものを買って渡すより、自分のできることで何かをプレゼントしたいな、と思ったわけです。私の大好きなことといえば「バイク」ははずせない、舞台のキーワードは「手紙」。おぉ!?これの最小公倍数は「郵便屋さんのカブ」じゃないか?なんて妄想が広がりはじめました。

舞台の差し入れですから、ぱくっと食べられるクッキーなら手軽で良いかなと思って、ネットでカブのクッキー型を探す…簡単には見つからない。ひたすら探しましたがバイクの型はあってもカブじゃない。えぇい、こうなったらオリジナル型を作るほうが良い!となりました。


3Dプリンタでクッキー型作る

本業そっちのけでイラストデータを作り、3Dプリンタ出力して型完成。

こんなことができるなんて世の中便利になったもんだ♡と、カブクッキー型見るだけで嬉しくなります。
食品対応の素材で安全安心。


さてクッキー焼こか、どうやって?

ところが喜び束の間、私は料理はあんまり得意でなくてお菓子づくりすら無知。少年のように外で走って転んでまた起き上がって笑って走っていくような幼少期に、母の家事手伝いをしてこなかった弊害が今ここに。そこで閃いたのが、昨年末に北軽井沢のオフロードイベントを主催され、大変お世話になったペンション花闊歩(はなかっぽ)の女将でライダーでパティシエのまちこさん。コロナのこともあってペンション経営も大変な年末に得意のケーキ作りやお菓子づくりで頑張っておられました。私もその時に応援も兼ねてクッキーをオーダーさせていただいたこともあって、もしかしたらご協力いただけるかな?と思ってご連絡。話の経緯をお話ししたら快諾いただいて、郵便屋さんカブクッキー作りを依頼させていただきました。餅は餅屋に頼るべし。

型といっしょにガス袋と台紙を準備して、まちこさんの元へ送る
なんと素敵な光景♡

クッキーづくりに無知な私が作ったクッキー型は細かすぎて、生地作りから型抜きから、アイシングに至って作業が超大変!そうか、スポークはわざわざ凹まさないほうがよかったのか、とかヘッドライトは大きくしたほうがよかったのか、なんて型作りの改善点てんこもり。これはまた今後、型を作ることがあったら活かしていこう。

黒のアイシングには竹炭パウダー配合。きっと何かしらのデトックスになる!


それでもまちこさん、連日頑張ってくださって無事に完成!!あらやだー可愛すぎる♡

赤カブ・青カブ・黄カブも作っていただきました♡

より売り物っぽくヘッダー付け。

パウチされたクッキーが宅配で大阪の自宅に届き、事前に印刷しておいた、消印風にデザインしたヘッダーラベルを貼り貼り。

売り物みたいに並べてみたり。

おぉ、絶景かな☆

友人の舞台の差し入れを口実に、大好きなカブを、前々から興味あった3Dプリンタで作り、そしてライダー仲間のまちこさんご協力いただいて完成した喜びを今、噛み締めています(笑)
舞台の中で、書かれた手紙を運ぶのが、そもそもカブなのか、自転車なのか、そもそも郵便ポストに入れるのか、すらシランけど(ぇ、そこ!?笑)


今日の迷言)バイクに乗らない演者さんにも私のバイク好き熱が伝わるといいな。そして今から舞台を見に行くドキドキ。

Tomie Miyazaki

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商業施設や百貨店の広告媒体を手掛けるデザイン事務所のグラフィックデザイナーを経て バイクパーツ関係の総合商社・メーカーで商品開発、マーケティング、クリエイテ...

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