【荒ワザ⁉︎】市販のアパレルジャケットにプロテクターを仕込んでみました

Bike Life

街をうろうろウインドウショッピングや、ネットサーフィンしていると「お!これはバイク用にイケそう♡」な洋服に出会うことがあります。この秋に私は素敵な革のライダースジャケットに出会いました。一般的なファッションアイテムとして販売されているので、もちろんプロテクターは入っていません。

革だからそれ単体でもバイクには乗ることはできるんだろうけど、私のこれまでの自身の経験や反省と、加齢による判断の遅れは必ず来るので、安全対策はできる限り組み込みたいと思うようになりました。

これにプロテクターを仕込みたい!

店舗で実際に手に取って見てみると、素材のよさはもちろんのことディテールも素敵。ジャケットが連れて帰って〜と言ってる声が聞こえてくるよう。買うのはほぼ確実なのだけど、これにどうプロテクターを仕込むかを店頭で考える。
キルティングの裏地を切って、プロテクターを入れるポケット作ればなんとかできそう。背中や肘や胸に入れた時のためにワンサイズ上にするかどうするかSとMを何度も着比べたり、ライディングの動きを邪魔しないか背中を丸めてみたりして、妄想モウソウ。

店員のお姉さんは、そんな私の頭の中はもちろん知らないので、何やってるんだろう?と思っていたに違いない。

無事に妄想が完了し、心が決まってめでたくうちの子になりました☆


私自身、裁縫は得意でないので行きつけの服のリフォーム屋のおじいちゃんにアイデアを伝えてお任せすることに。完成したそれは、職人のこだわりと優しさを感じずにはいられない素晴らしい出来でした!そしてプロテクターマニアな私の数あるコレクションの中から、このジャケットに合うものを仕込んでみました。

めちゃサイコーやないかーい♡

小躍りしたくなる私の喜びの完成品をご覧ください↓↓↓

背中の上部を切ってプロテクターの入るポケット。チャック付き。

余談ですが、胸ポケットの内側に貼るカイロを入れておいてもアリやな〜と思いました☆


バイク用アパレルとして販売されているジャケットを着ることは、安全面から考えてもとても大切。私も様々なものを着倒してきました。その中で引き裂きに強い生地はどんなものがあるのか、プロテクターはどういう風に固定されているのかをまじまじとチェックしてきました。今回ちょっと荒ワザ的なウエアカスタムをしてみたわけですが、どうでしょう?好みのデザインが見つからない、着たい服にはプロテクターが入ってない、だからそのまま普通の服で済ましてしまおう、と思うよりもきっと良いはず。

こうやって試行錯誤している間も、私としては安全運転を考える大切なひと時になっています。


今日の迷言:ゴリゴリのアメリカンフットボーラーみたいなスタイルでなく、シュッとおしゃれに着こなしたい。それが女心。

Tomie Miyazaki

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商業施設や百貨店の広告媒体を手掛けるデザイン事務所のグラフィックデザイナーを経て バイクパーツ関係の総合商社・メーカーで商品開発、マーケティング、クリエイテ...

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