コンパクトでスタイリッシュ!自身の理想を形にした、こだわりのヘルメットブランド「TT&カンパニー」
バイクに乗るうえで欠かせないのがヘルメット。1986年(昭和61年)に原付を含むすべてのオートバイに着用が義務化され、現在ノーヘルで公道を走ろうものなら交通違反の対象になるのは言わずもがな。そんなヘルメット選びの際、ヘルメットをかぶった自分を鏡で見て「頭デカっ!」「マッチ棒みたい!」って思ったことありませんか?
安全性や剛性を保つためにヘルメットメーカーでは様々なテストや開発などを行い、ヘルメットをライダーの元へ届けていますが、それでも見た目のバランスなどを考え、もう少し頭が小さく見えるヘルメットがあったらと思っている方も少なくないはず。さらに言えば、旧車やレトロスタイルのバイクに乗る人であれば、もうちょっとビンテージスタイルのヘルメットがあったらな、と思っている方もいるはず。
そんな方におすすめなのが「TT&カンパニー」のヘルメット。TT&カンパニーは元はハーレーをメインにしたカスタムショップだったが、代表を務めるデザイナーの高橋広之さんが「バイクカスタムは面白いけど、小さいアイテムの方が浮かんでくるアイデアを形にしやすく、面白い」と、シルバーブランドを経て、今のヘルメットをメインに展開するTT&カンパニーになったそう。
6年前にオープンした東京江戸川区新堀にあるオフィシャルショップに入れば、店内の両側にはこだわりのヘルメットが並び、一角には革製品やTシャツなども置かれている。
鮮やかなカラーでまず目に飛び込んでくるのが丸みを帯びた形状が魅力のビンテージスタイルのフルフェイスヘルメット「TOECUTTER(トゥーカッター)」。ソリッドカラーのスタンダード以外に、レトロなグラフィックのセブンティーズラインやレザートリムが高級感のあるレザーリムショットハンドソウンなど、まるで洋服を選ぶようにワクワクできるデザイン。
シンプルなジェットタイプのヘルメットが欲しいなら「SUPER MAGNUM SMALL JET HELMET(スーパーマグナム ジェットヘルメット)」がおすすめ。小さめながら適度な長さのあるタマゴ型シェル(帽体)を採用。両サイドのシェイプで頭が小さく見えるため、かぶったときの全体のバランスがいい。トゥーカッター、スーパーマグナムはいずれもSG規格を取得している。
もっと小さめのヘルメットを探している人には「500-TX」を。ベルヘルメット社が1950年代に開発したヘルメットを踏襲したモデルは、小さなシェル(帽体)ながら頭全体をしっかり覆うタマゴ型。両頬にそったシェイプも頭部をコンパクトにみせてくれます。
TT&カンパニー代表の高橋さんは、生粋のバイカーであり、約30年前から何度もアメリカを訪れていた。そこでビンテージヘルメットに魅せられ現在に繋がる。今回紹介したヘルメット以外に、高橋さん自身が手がける1点モノのヘルメットやオフィシャルショップ横の工房で作られる「Made in Tokyo Line」は、マニア垂涎のヘルメットにもなっているとのこと。
TT&カンパニー オフィシャルサイト
https://www.ttandco.com/
余談ですが、私が気になったのはフルフェイスのトゥーカッター セブンティーズライン。一緒にこのTTゴーグル(9,900円・税込)合わせたらカッコ良さそうじゃないですか?