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バイクにも使える、北海道在住の私が冬山登山で愛用しているウール100%の「スマートウール」

Bike Life

皆さんこんにちは。
北海道のYoshikoです。

大寒も過ぎてもうすぐ節分、立春ですね。
日没の時間もだんだん遅くなってきて、遠い春が少しだけ近づいてきた様な気がします。
それでも北海道はまだまだ寒い日が続きます。

さて今回は、冬の間私が使っているベースレイヤー、ミッドレイヤー、靴下、ネックウォーマーなどのグッズについてレポートします。

私が愛用しているメーカーはアメリカ製の「Smartwool(スマートウール)」です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ウール100%の製品です。
1994年アメリカコロラド州で生まれたこちらのメーカー。
ウールと言うとチクチクして痒くなると言うイメージ(実際に最初はチクチクしました)でしたが、このメーカーのウール100%は肌触りが良く、洗濯機で普通に洗えると言う便利なものです。

冬山登山で、色々なメーカーを試しましたが、最終的にはこのスマートウールが着心地、暖かさ、手入れのしやすさで一番でした。

そこで私が実際使っているものをアップして、使った感想を紹介いたします。

こちらの品々は、春と秋の寒い時期のライディングにも活躍してます。
暖かく、快適にバイクを楽しむ為に、ちょっとでも参考になれば嬉しいです。

まずはベースレイヤーです。
2種類を所有していますが、違いはジップアップのハイネックと普通の丸首です。
使った感想としては断然ハイネックの方が暖かい。
マイナス10度の冬山を登っても首回りが暖められるので快適です。
暑くなったらジップを開ければ体温調節ができます。

丸首は首元がややスースーするのですが、気温がそれほど下がらない時はこれにネックウォーマーをすれば充分です。

どちらもウール100%で肌触りがよくネットに入れて洗濯機で洗ってます。
洗っても縮む事はありません。

商品名には250とか150という数字が付いてますが、
これは生地の重量の意味で、数字が大きいほど厚みがあって極寒に向いてる商品です。
私の使ってる物は全て250の商品です。
こちらは丸首ですが、普段着のアンダーウェアとしての使い方も良いと思います。
色柄など可愛いものもあります。

次にボトムスです。
こちらもウール100%です。
特徴はウエストのゴムが幅広く柔らかいので、痛くなったりゴムの跡がお腹につく事がありません。
こちらは下の写真のダウンパンツと組み合わせて着用してます。
ダウンパンツは膝丈までのものです。
長いダウンパンツはスキーブーツを履いた時に干渉してしまうので、膝丈を使っていますが、スマートウールのボトムスはくるぶし丈を使用してます。
この組み合わせだとほとんど寒いと感じた事はありません。
登山なので常に歩いてるせいもありますが、ウールとダウンの組み合わせは、冬のライディングにも威力を発揮するのでは無いかと思います。

お腹の締め付け感がなく快適なはきごごちです。

ダウンパンツの中身のダウンはグースダウンが一番暖かいですが、お手入れを考えると化繊のダウンが簡単でお洗濯もできるのでいいかなぁと思います。

そしてミッドレイヤーです。
こちらは前見頃がダウン、後ろ身頃と袖がウール素材の組み合わせです。
ウールの部分は薄手のウール100%。
使ってるうちに若干毛玉ができましたが、ベースレイヤーと組み合わせて着用しています。
袖の先端は親指を通せる様になっていて(下の写真)手の甲を冷やさない様になってます。
冬山では甲を冷やすと指先が冷たくなるので、このデザインはとても役に立ちます。
バイク用のグローブをする時も指を通してその上からグローブをしてます。

こちらのミッドレイヤーは下着っぽくなく、普通に街着としてもいいので、バイクのジャケットを脱いでカフェなどに行く時も便利です。

手の甲を冷やさない様にする為のちょっとした工夫です。

次は靴下。
仕事がスキーインストラクターなので、外にいる時間が長いです。
なので、靴下選びは色々と試しました。
でも、周りの仕事仲間もほとんどがこのスマートウールの靴下を愛用してます。
スキー用はハイソックスになり、普段履くのは短めです。
バイクブーツの下に履く際は、ブーツの種類にもよりますが私はハイソックスを使っています。
写真の上2枚はウール100%、3枚目はウール83%にその他ナイロン、ポリウレタンの混合です。

使い込んで毛玉ができちゃいましたが、すぐに穴が空くという事はなく、仕事で使っても長持ちします。
ただ、3枚目の混合素材は肌触にちょっと違和感があり、暖かさもウール100%の方が上の様な気がします。
ただ、乾きは早いです。

どうしてもかかとの部分は毛玉ができやすいですね。
スキー用はスネのところが補強されています(ピンクの四角い部分です)

デザインが色々と選べる可愛い靴下ですが、可愛いだけじゃ無いですよ!

こちらはウールと化学繊維のコンビ。薄手の方がいい方はこちらをお勧めします。

最後はネックウォーマーとインナー手袋です。
写真のものはいずれもウール100%ですが、厚みが違います。

こんなに薄くてもウール100%。伸縮性はあまり無いです。

このネックウォーマーは薄い素材ですが、長さがあるので半分に折って二重にしてもいいです。春の比較的暖かい時期の登山に使います。

厚手の物はやはり保温力が違います。寒い朝のライディングにいかがでしょう?

こちらはかなり厚手で短めですが、保温力は抜群です。
こちらの方が伸縮性があります。
薄手の方がヘルメットとの干渉は少ないと思いますが、首を冷やすと体全体が冷えるので、結構寒い日のライディングは厚手が良いでしょう。

割と厚みがあるウールの手袋。
バイク用の手袋の下には少し厚いかもしれませんが、これも肌触りよく暖かです。

このインナー手袋はスキーグローブの下につけています。
こちらもウール100%ですので、普段のお買い物などのお出かけに使っても良いので

以上が北海道の冬山で私が愛用しているウールのグッズです。
北海道ではまだまだバイクのシーズンは先ですが、雪の降らないエリアでは寒ささえなんとか我慢したら乗れるますよね。
寒さは女性の敵ですから、少しでも体を暖めてくれるグッズは重要ですね。
私はウール100%がやはり色々試した結果、一番暖かく着心地が良かったです。
着るもので工夫して快適なライディングができるヒントになれば幸いです。


こちらの商品はロストアローという正規代理店のwebページから、購入する事ができます。
ここに紹介した物はほんの一部なのでwebページを見ればもしかしたら自分に合った品物が見つかるかもしれません。
お買い得なアウトレットコーナーもありますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。


最後に。
現在コロナ関連でバイクに乗るのを自粛したり、医療従事者の方々におきましては辛い毎日が続いている事と思います。

北海道在住の私は冬の半年間バイクを眺めてるだけなので、その間はYouTubeなどでバイク整備の動画を見たりして、ちょっとだけバイクの仕組みについて勉強したりして春を待ちます(でも整備や修理は、結局は相方が全部やってくれますが)。

また、こちらのバイク女子部通信に記事をアップするために、過去のキャンプツーリングや美味しいお店の写真を振り返る機会が増えました。

ひとつの記事を書き終わったら、次はどんな写真を使おうか色々と考えてまた振り返る。そんな楽しい思い出を振り返りながら、春を待つことにしてます。終わりのない冬はありません。

春が来た時にはお洒落して、バイクにまたがり、お気に入りの道を走って、美味しいランチを食べに行きましょう。

そしてたくさんのライダーさんが安心して北海道へ来られる様に、お役立ち記事をアップしていきます。
皆さんの笑顔の北海道ツーリングが実現する日のために、今は違った意味でバイクを楽しみましょう。


Yoshiko

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北海道は札幌の少し西にあるニセコで、夏は農作業やゴルフ場の芝刈り、冬はスキーインストラクターをしながら、休日には相方と共に日帰りツーリング、キャンプツーリン...

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