「春の全国交通安全運動」にあわせて、築地警察署主催のライディングスクールが実施されました

桜前線もだいぶ北上し、全国的にもいよいよツーリングシーズンの到来です。桜や菜の花など春の花々と一緒にバイクの写真を撮って、SNSにアップして楽しんでいる方も多いのでは?
ですが、行楽シーズンになれば街にはクルマもバイクも増えてきます。そんな中、4月6日(火)から「春の全国交通安全運動」がスタート。それに先駆け、4月4日(日)、東京・築地警察署では、都内在住および在勤のライダーを対象にライディングスクール「TSUKIJI Blossom Riding School」を開催。24名(内、女性ライダー20名)のライダーが安全運転の大切さについて学びました。

当日は、築地警察署長、新堀義人氏による開校式の挨拶からスタート。その後、ライディング前の準備体操や正しい乗車姿勢などを教わり、この日の指導者でもある白バイ隊員についてまずは慣熟走行。3グループに分かれて、安全なブレーキングを試したり、スラロームを走ったりと実技指導を受けました。



実技のあとは、交差点における交通事故防止のための安全指導や、おもに女性に向けた護身術を学ぶなど、警察署が主催するスクールならではのコンテンツもあって、参加者は興味深く講習を受けていました。


ちなみに、今回このライディングスクールが実施されたのは、東京銀座にも程近い築地市場跡地。普段は入ることのできない貴重な場所で講習が受けられたのは参加者にとっても思い出に残ったはず。

築地警察署・交通課長、竹内 紀氏は「私たちは悲惨な交通事故をなくすために様々な活動をしています。今回の『春の全国交通安全運動』地域(東京)重点のひとつが二輪車の交通事故防止です。そのため当署では二輪の講習を行い、一件でも一人でも多くのけが人や死亡者をなくすために努力していきたい」とコメント。さらにライダーに向けてのメッセージとして「まずはヘルメットを正しくかぶること、そして、プロテクターもしっかり装着してもらい、自分の身の安全をしっかり整えたうえで運転していただきたい」ともお話しされていました。
スクールの最後には、普段なかなか触れることのできない白バイに跨ったり、記念撮影をしたりとバイク好きにとっては貴重な体験もできたようです。


今回のイベントを体験して、大好きなオートバイを楽しむためには安全運転をしっかり行ったうえで、装備にも気をつけて乗らないと、とあらためて認識。バイクライフを長く続けるためにも必要なことですね。
Photo_矢島マーシャ
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