「片岡義男小説の魅力を伝える雑誌をつくりたい!」クラウドファンディングがスタート
『彼のオートバイ、彼女の島』『幸せは白いTシャツ』『湾岸道路』『ボビーに首ったけ』……、これらはすべて片岡義男さんの小説のタイトル。バイクに乗り始めたばかりの20代の頃、物語に出てくる女性ライダーに自分を重ね合わせたりして夢中で読んでいました。小説『湾岸道路』に出てくる国道357号線を初めてバイクで走った時は感激したな。
そんな「片岡義男小説の魅力を伝える雑誌をつくりたい!」というクラウドファンディングが、3月22日からスタート。企画したのはバイク雑誌『MOTO NAVI』の創刊編集長であり、現在はフリーランスのモータージャーナリストとして活躍する河西啓介さん。私の元上司でもあり、尊敬できる友人でもあります。
私がMOTO NAVIの編集部に在籍していた、2013年には「片岡義男とオートバイの旅」、2015年には「片岡義男とオートバイの夏」という特集も組み、一緒に雑誌を作りました。
そして、今回は新たな雑誌として片岡義男さんをテーマにした本を作りたいということで、このプロジェクトがスタートしました。クラウドファンディングが達成したあかつきには、もちろん私もお手伝いする予定です。
多くのライダーが憧れる女性ライダー、三好礼子さんを知ったのも片岡さんの小説でした。『幸せは白いTシャツ』に登場する礼子さん、本当に可愛かったな〜(もちろん今も素敵です!)
片岡義男さんファンはもちろんですが、片岡さんの小説を読んだことのない方にもぜひ片岡義男小説を読んでいただきたいし、その魅力がギュッと凝縮される今回の雑誌にも興味を持ってもらえると嬉しいです。
企画者、河西さんの片岡義男さんに対する熱い想いやクラウドファンディングについては、コチラで紹介されています。もちろん私も微力ながら支援させていただきました!
【GREEN FUNDING】
片岡義男小説の魅力を伝える雑誌をつくりたい!
オートバイ、波乗り、旅、コーヒー、音楽……。
片岡義男ファンの力で僕らの愛する“あの夏”の一冊を出版しよう。
クラウドファンディングの締め切りは、2021年4月30日(金)まで。ぜひチェックしてみてください。