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教えてください、あなたのバイクに乗ることになったきっかけ(その1)

Bike Life

プロローグでも書きましたが、バイクへの興味はどこから生まれるのか、また乗らない人にとってライダーはどんな存在なのだろうという疑問。一般的によく聞くバイクのイメージは怖い・うるさい・危ないのマイナスな要素…。今回のアンケートでは現在バイクライフを楽しんでいらっしゃるライダーのみなさまを対象に行い334回答いただきました。その中の「元々乗るつもりはなかったはずの方」いわゆるある日突然興味を持った方のきっかけからも、一般の人のライダーの見え方を伺い知れるのではないかと考えました。


■バイクと出会い・興味を持ったきっかけ

【家族/知人・恋人/ある日突然 興味を持った の比率

身近な方の影響は多くあると感じる一方で、突然興味を持った方も一定数いるという結果が出ました。


また〔ある日突然興味を持った方々が具体的に興味を持った事柄として

・〔映画やテレビ番組、漫画〕などの各種メディア(37回答)
・乗ってる誰かを通りすがりで見かけて(33回答)
・交通手段として乗る必要があった(7回答)

と続きます。身近な人(家族・知人・恋人)の影響を受けた方の興味(車体のデザイン・早く走る乗り物が好き)の具体的ポイントとは異なり、映画の登場人物がカッコよくて!や漫画のキャラクターが好きで、などの意見が多くあり、どちらかと言えばバイクはサブの登場でメインを引き立てているような印象を受けました。

〔乗ってる誰かを通りすがりに見て〕も見逃せません。これって私たちはどこかで誰かの人生に影響を与えているかもしれない!?ということ(大袈裟?笑)振る舞いのカッコいいライダーに出会えばいつか自分も乗ってみたいと思うでしょうし、うるさいバイクでマナーの悪いライダーが多いとバイク嫌いになっちゃいますもんね。残念ながらニュースでは事故や暴走など迷惑行為が取り上げられやすいので、これはほんとライダーのイメージ悪くするから勘弁していただきたい…。

今回のアンケート対象がライダーなので、バイクに対して否定的な意見はありませんでしたが、家族や知人・恋人などバイクに乗っていても興味がわかない人もいます。これは私の周りの個人的な話ですが、バイクにハマりすぎて家族との不和が生じて別れる原因になった、バイクばっかりで私にかまってくれない彼だった、休みの日にツーリングばっかり行って家のことは何もしない、など一方だけがバイク好きだと生じるミゾが生まれ、バイクを敬遠する原因になっているようです。周囲の理解を得ることの大切さ、他のプライベートとのバランスが取れてこそのバイクライフなんだと感じます。



【興味を持ったときの年齢】

このグラフから見てわかるように二十歳までに興味を持った方が全体の67.3%を占めます。多感な時期にバイクの印象がどう映るかで、ライダーへの道につながるのかもしれません。

またこの年齢層はSNSを活発に使用している世代でもあるがゆえに、各種SNSのアカウントを複数使いこなしながらオンラインとオフラインの二重の世界で生きているため心が疲弊しているそうです。そんな彼らは「ひとり」で過ごすことに「趣味の時間として過ごす」「自分だけの時間も大切」としてポジティブな印象を持っているというリサーチ結果もあります。

バイクに乗れば基本ひとりですし、気が向けば誰かと走るでしょうし、好きなタイミングで行きたい場所に行ける、個を軸にしながら繋がるコミュニケーションツールという意味で今の若者にもバイクはもってこい!と思うのは私だけでしょうか。若者の乗り物離れが言われるようになってかなりの年数が経ちますが、彼らの興味が無くなったのではなくて、情報過多の時代にバイクが目に入らないだけのような気もします。ここにこんな面白い世界の入り口があるよ〜と、バイクがサブ登場するようなふんわりアピールをした方が彼らには刺さるのかもしれません(笑)


ちなみに女性より男性に「乗りもの好き」が多いワケってご存知ですか?

生物学の観点ではホルモンや脳の構造上の影響が挙げられるそうで、妊娠8週目前後から胎内で性分化が起こり、男性は精巣がつくられると男性ホルモンが多量に分泌されます。このホルモンの作用により、男性は動くものや大きいものに興味を持ちやすくなることが近年の研究で明らかになってきています。男性が大きな動く「乗りもの」の姿に引かれるのは、ホルモンの影響による本能的なものと言えるようで、男性ホルモンの影響をほとんど受けない女性は、柔らかいものや丸いものを好む傾向にあるそうです。また逆に男性ホルモンを多く受けなかった男性は女性よりの好みになるらしいです。これを踏まえて考えると、私はもしかすると胎内にいるときにちょっとばかし男性ホルモンを多くいただいたのかもしれません。


一番最初にバイクに興味を持った理由は何ですか?

アンケートより一部抜粋してご紹介いたします。

ある日突然興味を持ったと回答された方
・自由さがとにかく格好良く見えました
・小説を読んで。彼のオートバイ彼女の島など
・西部警察の舘ひろしがバイクに乗ってて格好良かったから
・漫画の主人公のように乗ってみたいと思った
・車を失ったとき維持費を考え始めてバイクだ!と気付いた
・新幹線や飛行機にはない「旅感」があると思いました。

家族がバイクに乗っていた影響からと回答された方
・大好きな父が乗っていたから。一歳くらいからタンクの上に乗せられて遊んでいたから、興味を持つというよりもあることが当たり前だと思っていた。
・子供の頃に親の後ろに乗せてもらってワクワクした
・通勤途中のバイク駐車場に並んでいるバイクを見て、自分が乗っているのを空想した。
・主人が嫁に相談無くバイクを買ったので、そのバイク乗ってやる と、嫌がらせに免許取得を決意
・夫に危ないから乗るなと言い続けて、乗りたいのにずっと我慢してた彼が9年後にボソッと一言「乗りたいんだけどなぁ」。それじゃぁ私もバイクに乗ってみようではないか!と思ったのが始まりでした。

知人・恋人がバイクに乗っていた影響からと回答された方
・アンチエイジングだと聞いたから、遠出したかったから
・ライダー同士ですれ違い様に手を振っているのを見て憧れた
・後ろに乗ってるより、自分で動かしてみたい、タンデムでは物足りなくなった
・当時の彼(ダンナ)の後ろに乗っていましたが怖くて(笑)じゃあ、免許取ろう、バイク買おう、何乗ろう・・・って。後ろに乗るのがとにかく怖かったからです(≧∀≦)
・自分では乗ろうと思っていなかったんですけどタンデムでコケて痛い目にあいこれなら自分で運転した方がいいと思い免許を取りに行きました。

小説や映画の世界から始まった人がいれば、幼少からバイクに乗せてもらえる環境で育った羨ましい人、夫婦で共通の趣味を持つことにした人、読んでいて素敵だなぁとポッとしてしまいます。もう最後あたりのコメントは乗せてくれた人の気持ちとのタンデムで乗った人の心に差がありすぎて笑わずにはいられない(すいません;)です。


次回は(その2)
■免許取得までのハードル
 ・免許取得までの障壁が「あった」「なかった」の比較
 ・様々なハードルを乗り越えてまで得たいもの

つづく


本日の迷言:そこに愛があるからバイクに乗る

Tomie Miyazaki

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商業施設や百貨店の広告媒体を手掛けるデザイン事務所のグラフィックデザイナーを経て バイクパーツ関係の総合商社・メーカーで商品開発、マーケティング、クリエイテ...

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