母娘で旅行ツーリングを夢見て！母の長期戦たくらみレポ Vol.1 娘、バイクに乗りはじめました

はじめまして。千葉県北西部在住のユリコです。中型免許を取ったのは12年前。ダンナの後ろで流れる景色を見ながら、ワタシも免許欲しいな…。って言ったのがきっかけでした。

俺のスパルタについてくる覚悟があればいいよ！と言われ、まさか本当に泣かされるとは…と泣きながら事故に遭わない運転について叩き込まれました。

YAMAHAのSR400がファーストバイク。免許を取る前にバイクが来てしまい、免許を取るまでの間、毎日キックでのエンジン始動の練習をし続けました。

それから、ハーレーに憧れ、大型免許を取得したものの、技術が伴わないうちはアメリカンには乗らせない！と言われ、VTR100FS、ZZR1400を乗り継ぎ、やっとハーレーに乗る許可が出て10年。ダイナなども乗り継いで、今のXL1200NS（通称スポスタ1200アイアン）がワタシに一番合っているバイクというところに落ち着きました。

ハーレーになってから、娘とタンデムし、カフェ巡りが始まりました。

「娘がツーリング仲間だったら、もっと楽しい世界を共有できるんだろうな。」

そうして、ワタシの長期計画。娘とバイクで旅行に行くぞ！計画が始まったのです。

娘のゆっつーが高校に入って間もない頃、「私もいつかバイクの免許取りたいな。」と言い出したのです。

今まであちこち連れまわした甲斐があったもんだ！

やっと一歩夢が近づいたのです。

とはいえ、甘やかしは本人のためにはなりません。自分のお金で免許を取ることが、自分の命にも責任が持てる！というのが我が家の考え方。ニタニタは止まりませんでしたが、ツンとした顔で、

「じゃぁ、バイトして免許とバイクを買うお金は貯めないとね。」

そういって高校1年生の夏。ゆっつーのバイト生活が始まりました。

しかし、ゆっつーには1つ、ワタシにはない問題があったのです。

ワタシは身長162cm。それでも、気が引けてしまうサイズのバイクがあるにも関わらず、ゆっつーは152cm。彼女が乗れるバイクが何なのか。高校を卒業するまでに与えられたワタシ（とダンナ）の大きな課題でした。

それから、モーターサイクルショーや中古車屋に出かけ、いろいろなバイクに跨らせ、足の着くバイクをワタシも跨り、ゆっつーのカラダのサイズをワタシのカラダで確認する。。。

そして…高校卒業と同時に購入したバイクはYAMAHAのTW200でした。

足つきはツンツンだし、一応セルはあるものの、基本はキックでエンジン始動。キャブなので走りながらチョークを調整する。湿度でエンジンが途中で止まったりするから、信号待ちではアクセルワークも調整しないといけないし。修行ですよね。

でも、とにかく軽い。

スピートも98km位で頭打ちするから、高速道路では間違えてとばし過ぎることもない。

インカムを付けて、ミラー越しに動きを確認し、指示しながら公道の走り方を覚えてもらう。

実は心配性なワタシなので、落ち着かなくて…。いちいち言いたくなってしまう。そんなツーリングで楽しかったのかな？と今でも心配になりますが、到着先の美味しいものに釣られてひたすら修行を続けること1年。頑張りました！

KawasakiのNinja400に乗り換えましたっ！！

我が家にはGPZ900R改の白がありまして、そのコと親子な感じの白。

下の写真は義兄がTWに乗りたいというので、それをお届けがてらツーリングに行った時の物です。

もちろん、152cmのミニサイズゆっつーがノーマルのまま乗れるわけもなく、あちこち改造しているのですが、それはまた別の機会にご紹介させてください。

それにしても、母親って複雑ですよね。独り立ちしてほしいと思う反面、心配で心配で仕方ない。前日からインカムの充電もぬかりないし、服装も安全面をチェックしちゃう。ただ、同じカフェに行っても、違うメニューを頼んでシェアできるし、同じ景色には同じように感動を共感してくれる。

医療系の大学に通い、休みも少ないので、なかなか泊まりで遠くに行けないけど、いつか行きたいな~と思っています。

先日は峠も一緒に走り、ライン取りの安定感も確認しました。

次はどこを走ろうか…なんて思いながら、ワタシの母娘旅行ツーリングという夢に着々と前進中です。