【自作で電熱ウェア】あたたかさも重視しながらシュッとおしゃれしたい。

Bike Life

冬の装いはモコモコしがち。
あえてモコモコするならいいのだけど、意図せず着膨れしてビバンダム君になるのは避けたい。

そんな私はジャケット脱いだ後、「めっちゃ薄着じゃない?寒くない?」と聞かれて「私、電熱入ってるんで。」とクールに答えて、めっちゃシュッとしてる!とびっくりされたい(笑)

事の発端は、Moto de Mode Eightの新作ほやほやのムートンジャケットを手にいれたことから。


女性ライダーでもあるデザイナーRyokoさん渾身の1着です。通常の革ジャケットにありがちなライディング時の肩まわりの突っ張りや腕の周りの動かしにくさが完全にクリアになっていて、とても乗り心地がよいのです。

何より生地がイタリア製のトスカーナムートンでとてもあたたかく、そしてムートンジャケットでは珍しくびっくりするくらい軽い。肌触りもしっとりとして、ずっと撫でていたい至福の気分にさせてくれます。それだけこだわりの素材と工夫がされているのでお値段もそれなりですが年齢的にもいい年になってきているのである程度、満足できる良いアイテムを大切に長く使い続けたいと思っていたところで、これは人生のご褒美みたいなものです。もちろんバイクに乗らないときでもスカートやブーツと合わせて着てもステキです。バイクに乗るためだけに奮発するのは気が引けるけど、普段使いもできると考えたら納得しやすい。

背中のゴム部分のテンションでアクションプリーツが戻る仕組みになっています。
こんなに薄くて、しっとりやわらか〜♡

大阪でも気温10度を下回ることも増えましたが、このムートンジャケット、ファーがびっしりで中は薄着で良い感じ。このままでも十分なんだけど、かなり冷え込む地域へのツーリングだとどうだろう?電熱を仕込んでみたら超スペシャルになるんじゃないかと思ったらライディングギア研究に火が付いてしまったのです。

以前ここでも紹介した、電熱スペシャルウエア〔別注とみえ〕を下に着ると袖部分が二重になるので意図せずモコモコになりすぎて動きにくくなってしまう…。あれはビッグシルエットのジャケットのほうが合うし可愛い。だからこのムートンジャケットの下には着ない。

日頃から電熱アイテムをチェックしているためか、ネット広告でいろんな電熱アイテムがポンポン上がってきます(笑)
その中で、お!これは使えそう!というものを発見。

建築系の兄ちゃんが買いに集まりそうなサイトのオリジナル製品。電熱パッドと専用バッテリー、電熱パッドを差し込むポケットの着いた専用ウエア(ジャケットやベスト)を買い揃えるのが基本セットのようです。

ウエアはいらんのだよ…ということで、電熱パッドと専用バッテリーの単品をポチ。届いたソレはとてもシンプルな作りだけど丈夫そうで薄い。ムートンジャケットの下はシャツスタイルが似合いそうだからシャツの内側を凝視しながら電熱パッドをどう仕込むか妄想。
大好きなベルクロカスタムで電熱パッドと服にも貼るか…いやいや、いろんな服に取り付けることを考えたら服がベルクロだらけはちょっと気が引けるな…ぬぬぬ。


そこでピンと閃いた!
服のタグの輪っかを利用しようと。

適当なスマホのストラップを通して、電熱側に取り付けておいたベルクロに挟む。完成。電熱パッドは吊るされている状態なので、中は多少動くけれど問題ない感じ。いろんなインナーに使い回しできます♡

ついでに「シュッとしたプロテクターを作ってみました」でも紹介したプロテクター着用しても電熱を仕込んでいるとは思えないくらいスッキリ!ヨイヨイ♪

ポケットがないので、バッテリーとその他小物が入る外付けポーチを用意しました。余談だけどこのポーチはショッピングセンターでうろうろしている時に見つけたもので、店員さんに何をお探しですか?と聞かれて「バッテリーが入るちょうどいいサイズのポーチ」とは言えなかった(笑)

電熱パッドは腰くらいまでの長さがあってうれしい。写真はちょっと引っ張り出しすぎました。

個人的な感覚ですが、もしかしたらカラダのメイン(背中)が温まれば血がめぐるから、ウエアいっぱいに電熱シートが無くてもよいのでは?と思い始めてきました。配線がいろいろあると断線のリスクも高まるので、今回のシンプルな電熱パッドはとても興味深い。

これだとオフィスワークされている方もサラリとぬくぬくを楽しめます。換気のためにフロアの窓全開にされた時に、寒いねん!、はよ閉めて!!と目くじら立てなくても済みます。

あたたかさも重視しながらシュッとしたい。ちなみにムートンジャケットの下にこの電熱パッド付けた場合、保温性がとてもよいのでバッテリー8Vで7時間持ちます。6Vだと14時間、長距離ツーリングにも十分すぎますね!電熱アイテムも専用バッテリー含めると結構高価。ジャケットと同じでバイクに乗っているときだけじゃなくて、普段使いもできることも換算して、自分に合うものを選ぶとよいかなと思います。

最後にバイクに乗っていると外気温や風の影響で体感温度として電熱をレベル強にしても全然あたたかくない!使えない!という意見もよく耳にします。安価なものだと電圧がそもそも高くなかったりするのも要因の一つかもしれません。でも逆に、寒すぎて痺れて我慢できない!という体感でなければ電熱アイテムはちゃんと機能していると思うのです。

ほとんどの人は電熱アイテムがなかったときから、冬の厳しさも知りながらバイクライフを楽しんできました。自然を体感して楽しめる、それがバイクの醍醐味だから。過保護すぎるのもどうよ、と思いつつも文明の利器に頼りがちな私たちは、電熱が【ある時!ない時!】(関西圏の方しかわからないかな?551の豚まんのCM)のありがたさに感謝しながら冬のライディングも満喫したいですね。

(今日の迷言)おしゃれと電熱アイテムの追求にゴールはない

Tomie Miyazaki

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商業施設や百貨店の広告媒体を手掛けるデザイン事務所のグラフィックデザイナーを経て バイクパーツ関係の総合商社・メーカーで商品開発、マーケティング、クリエイテ...

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